食品には食品衛生法が適用されているので賞味期限や消費期限の記載があります。
体に入るものなので、買う時はしっかり確認しますよね？
逆にどうでしょう？
化粧品やコスメを購入する際に使用期限の確認をしますか？
もちろん食品と同じく使用期限がありますが食品とは違ってそんなに気にしていない人も多いのではないかと思います。しかし、肌トラブルの危険性もありますので知っておいていただきたい内容を書きたいと思います♪
化粧品の使用期限
化粧品には薬機法（旧薬事法）が適用されています。
しかし、全ての化粧品に使用期限が記載されているわけではありません。
使用期限を記載しなければいけないものは、製造から３年以内に変質することがある化粧品とされています。
逆に、記載されていないものは適切な保管条件のもとであれば３年はもつということです。
ただし、未開封であることが前提です。
開封すると酸化する
化粧品は開封すると空気に触れることで少しずつ変質していきます。
わかりやすい例えだとりんごを切ってそのままにしておくとどんどん茶色く変わっていきますよね。
これが酸化です。
この現象と同じで化粧品も一度開封するとその瞬間から酸化が始まります。
化粧品には肌との密着を高めるため、保湿の目的で多くの油脂成分（油分）が含まれています。
酸化することで過酸化物質という物質に変化して活性酸素を発生させ、肌の炎症や色素沈着の原因になります。
古い化粧品は雑菌の増殖も…
また、健康な人の体に存在する常在菌度が手や指を介して開封した化粧品に付着し、中で増殖してしまうことがあります。
通常であれば悪さをしない常在菌でも、古い化粧品内で増殖してしまったら…それは雑菌です（悲）
そんな古い化粧品を使うという行為は…雑菌を肌に塗りたくるようなものです！
お肌にとっても良くないのでこれもまた、肌トラブルを招く危険性がありますね。
古くなった化粧品はどうしたらいの？
基本的に化粧品は開封して“半年以内”に使い切りましょう。
化粧品を購入して、毎日使用量を守って使えば各アイテムで異なりますが1ヶ月〜半年ぐらいでなくなります。
しかし！！新商品や気になる商品があるとついつい買ってしまいますよね。
気づいたらいつ開封したか分からない使いかけの化粧品がたくさんということも…。
そんな時は肘や膝、かかとなど皮膚が分厚い箇所のケア用として使用するのもありですよ♪
分離や色の変化、臭いも気にするといでしょう。
コスメの使用期限
コスメってなんでときめくのでしょう♪
服装や季節、流行りに乗っかてみたりと、コスメをついつい買いすぎてしまう！なんてことありますよね。
買ったものは使い切って捨てたい！
という気持ちは大切ですが実際、増えすぎたアイテムを使い切るのはなかなか難しいことです。
各アイテムの使用期限の目安をまとめてみました。コスメの断捨離に役立ててみてください♪
●マスカラ・・・３ヶ月以内
●リキッドアイライナー・・・３ヶ月以内
●アイシャドウ・・・１年以内
●ペンシルアイライナー・・・１年以内
●下地・ファンデーション・・・１年以内
●リップ・・・６ヶ月以内
●チーク・・・２年以内
あくまでも目安です。ブランドやメーカー、保管状態によっても違いはあります。
貰い物やいつ買ったか分からないものでロット番号が記載されているものはメーカーに問い合わせしてみてもいいでしょう。
まとめ
いかがでしたか？？
化粧品は開封して半年。コスメはアイテムによって変わりますが
せっかくお肌をキレイにケアしたり可愛く、キレイになるためのコスメなので使用期限を気にしてみてください♪
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全国展開しているエステサロンにて、10年以上勤務し数店舗を統括する役職に就き活躍後、出産を機に退職。育児が落ち着くと同時にリスターを立ち上げるなど美容に関するプロフェッショナルとして活躍中
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